情報公開

主な事業内容

月隈こども園は中長期的な展望に基づき、保育内容の充実や園内の環境整備につとめています。

また、月隈こども園を運営する学校法人香光学園は会計基準に従い、事業活動収支計算書、資金収支計算書、貸借対照表を作成するだけではなく、その情報の概略を公開することが義務づけられています。なお、これらの計算書類は公認会計士の監査を受け、適正との報告をいただいています。

運営の仕組み

月隈こども園は学校法人香光学園によって運営されています。学園には理事が6名おり、理事長を中心に園の運営にあたっています。また、理事会の運営について意見を述べる評議員会も組織されています。監事は学園の経理や運営を監督しています。

施設概要

月隈こども園は日田市中心部の市街地にあって、周囲には広瀬淡窓ゆかりの桂林荘公園をはじめ、田・畑・川が広がる豊かな自然環境に囲まれています。設置基準を大きく上回る運動場(園庭)には、築山、砂場、総合遊具、畑などがバランスよく配置され、年齢に応じて伸びやかにあそび込める環境が整備されています。また、2013(平成25)年度に完成した園舎は、デッキテラスを通して運動場(園庭)と一体化した、木の香り豊かな平屋建てです。通常の保育室だけではなく、子育て支援室を設けるなど、認定こども園の特質を生かした設計となっています。

教職員の資質向上

月隈こども園に勤務する教職員は、保育の質の向上を図るため、リトミックの指導者資格など様々な資格を積極的に取得しています。また、大分県私立幼稚園連合会や大谷保育協会をはじめとした諸団体の研修会にも数多く参加しています。園児数に対しての教職員の数は、認定こども園及び幼稚園の設置基準に基づくものになっています。

決算

事業活動収支計算書について

2020年度の 事業活動収支について、まず教育活動収支については、収入の部(消費収支)は、基本保育料 2,034千円、県及び市補助金6,537千円、施設型給付費94,596千円、補助活動収入5,008千円、施設等利用給付費収入1,108千円などとなり、事業活動収入合計では対前年比83.8%増 111,532千円(21,540千円減)になりました。

支出の部(消費収支)は、人件費 対前年比93.074,014千円(5,597千円減)、教育研究経費 対前年比90.526,708千円(2,808千円減)、管理経費 対前年比99.7% 11,051 千円(28千円減)などとなり、事業活動支出合計では 対前年比 93.0111,773千円 (8,432千円減)となりました。よって、収入-支出となる教育活動収支差額は△240千円(減価償却費10,551千円を含む)となっています。

また、教育活動外収支については、収入が受取利息の3千円、支出が借入金利息の285千円です。さらに、特別収支として、支出に資産処分差額2円が計上されています。

これらをすべて含んだ全体の事業活動収入合計は111,536千円、事業活動収入支出は112,058千円となり、収支差額は△522千円となりました。

 

資金収支計算書について

2020年度の資金収支計算書では、上記の内容に加えて、設備関係支出としてオゾン除菌消臭器9台、オゾン式保管庫1台、遊戯室寝具収納家具1台、電子ピアノ1台、園長室収納家具1式(個人情報管理のため施錠できる仕組みのもの)など2,492千円を計上しました。加えて、隣地の田の取得として45,000千円、0・1歳児室、2歳児室等の改修工事として11,264千円の支出があったため、支払資金は年度当初に比べて、年度末では51,854千円減(前年度は14,730千円増)となりました。

 

貸借対照表について

貸借対照表は、学校法人香光学園の財政状況を示すものです。総資産は3億2,446万円で、前年度より634万円減少しています。負債総額は5,970万円で、このうち固定負債(借入金)は4,992万円になっています。今年度の純資産(資産総額-負債総額)は、2億6,475万円で、資産総額に占める純資産(自己資金)の割合は、81.6%となっています。