まなぶ

月隈こども園では、園独自の教育課程に基づき、子どもたちの自発性や思考力を育てるリトミック、豊かな感性をはぐくむ絵本の読み聞かせ、年齢に応じて多様な経験ができる数多くの園行事、年長児が取り組む総合的な表現活動「オペレッタ」など、乳幼児期にふさわしい学びを実践しています。

子どもにふさわしい幼児期のまなびとは?

園での漢字・英語・算数などの早期教育は、小学校入学時に若干のアドバンテージを与えることはあっても、将来の学習能力を左右することはありません。なぜなら、幼児期は早期教育や教科教育の場ではなく、小学校以降の教科教育を理解するために必要な能力を育てる場だからです。

 

遊びという様々な体験を通して、子どもたちは様々な物事に向けられる旺盛な好奇心や、自然を科学する知恵を獲得します。自分でやりたいことを見つけて、方法を考えて達成していくこと、これが幼児期にふさわしい学びです。人に押し付けられた知識ではなく、どれだけ試行錯誤を重ねて成果にたどりついたか、これらの学びの蓄積は、やがて小学校以降に大きく花開くのです。

特別保育


月隈こども園では、全国的に活動する専任の講師により、より専門的な視点から子どもたちにふさわしい保育を行なっています。

 

これらの特別保育での学びが、日常の園生活にも大きな影響を与え、子どもたちの一層の成長につながっています。

リトミック

リトミックは、ダルクローズによって開発された教育法で、身体活動や即興表現を伴う音感教育です。

 

月隈では0歳児から5歳児までの全クラスに取り入れることで、子どもたちの心身の調和と発達を図っています。

 

●指導者:熊谷れい子先生

(リトミック研究センター大分第一支局長)

●内 容:月1回(主として年中・年長児)


音楽保育

園生活の総決算として、オペレッタや器楽合奏に取り組む年長の子どもたち。

 

特にオペレッタは、うた・セリフ・演技・振付、そして演出(舞台・照明)が一体となった総合芸術。堂々と演じる子どもたちの成長した姿に、胸が熱くなります。

 

●指導者:武内和朋園長(合唱指揮者)

●内 容:不定期

(主として年長のマーチング、合奏、オペレッタ対象)


体操あそび

多様性に富む広い園庭をいっぱいに使って、「せいまお兄さん」として知られている河津聖駒先生が、子どもたちの潜在能力をぐんぐん引き出してくれます。

 

子どもたちの遊びの幅が、どんどん広がる時間です。

 

●指導者:河津聖駒先生(アウトドアクラブO’Style主催)

●内 容:月1回(年少~年長児対象)


文字あそび

年中児になると、子どもたちは文字への関心を持つようになり、遊びの中で文字によるコミュニケーションを楽しむようになります。

 

年長児を対象とした「文字あそび」は、筆圧のコントロールや、造形としての文字理解など、小学校へのアプローチカリキュラムとしても、重要な意味があります。

 

●指導者:武内理恵先生

(書道家・日展入選・元湘南白百合小学校書道専科教諭)

●内 容:不定期(主として年長児対象)